君は誰にも似ていない

仕事をやめることにした。

正確に言えば、会社は辞めないが自分の今担当している事業からは外れたいと連絡をした。この4月から新しい仕事をするようになって、モヤモヤすることが多くて、これでももっと辛い人はいるという謎の説得を自分の中でして、毎日出社していた。別に出社することは苦じゃないけど、人間関係がしんどすぎて家に帰ってきてしくしく泣いたり、自分は死んだほうがいい人間かもなんて思うようになってた。もう連絡してしまったら、こっちのものだ。終わりが見えた。考えてみれば、仕事をしなくても生きていける国に住んでいる。この仕事をしなくても、全然OK😸👍

猫も笑ってる。きっと大丈夫。

一人で部屋で変なポーズもしてみた。

目の前に、21年間で必死に集めてきた宝物がたくさんある。

さっきまで死ぬ予定だったけど、辞めてみる。

お湯の中にナイフ

先週から怒涛の数日だった。

併せて体調もずっと悪くて、ほんとになんとかって感じだった。

 

先週はずっと忙しかった気がする。

金曜日の夜は友だちと飲みいった。

お酒を日常的にも飲まないし、友達も少ないからすっごく久しぶりに飲んだ。冷静に考えても、お酒は美味しくなかった。いつ美味しくなるんだろう。田中ヤコブがとても好きという話と、結局わたしの行き着く先は、孤独死という暗い話ばかりをわたしはして、友達は対照的にポジティブ。わたしは明るい人のふりができるだけで、根本はとても暗くて陰湿なやつなんだろうなと思った。生きていくのってまじで難しいね。

いつもこういうことを考えている。

 

土曜日も久しぶりに会う友だちと、飲みに行った。

その人は、しばらく連絡が取れなくなっていた人で、わたしは友だちを失ってしまったと落ち込んでいたが、ここ最近生存していることが判明し、連絡をとって飲みにいくことができた。誰にも会えなくなってしまうことも、姿を眩ましたくなることもとてもわかる。久しぶりに返信を返してくれた勇気というか力にありがとうって思った。やっぱりずっと古くからの友達は、とっても最高であたかかった。仕事をするようになった頃は、周りの人がゴシップや悪口で盛り上がったりするのがほんとに辛かったのに、しばらくすればそれも最初よりは嫌悪感も抱かないというか何も感じなくなっていた。自分の古くからの友人たちが、悪口やゴシップを話さずとも、楽しく話しているのをみて、自分の友人たちを誇りに思ったし、この先この人たちを傷つけるものや人をわたしは許すことができないと思った。傷付かずに、悲しい気持ちにならず、幸せに生きてほしい。そして、ときどき会って、笑い合えたらどれほど幸せだろうか。あなたたちを大切にする。

 

日曜日から仕事で、月曜日も朝から日付が変わるまで仕事をして、今日は昼前から働いている。休憩中にもパソコンでこうやって、文章を書いてる。わたしにとって文章を書くのは呼吸することと同じことなので、何も苦痛じゃない。

 

このブログのタイトルは、この記事を書いているときに、聴いていた音楽なのです。そうじゃないときもあるけどね。わたしは、学生のときから好きな歌詞をネットで検索することが好きで、検索すると自分の好きな歌詞の一節をブログのタイトルにしていたり、中で引用していたりする人がいた。見つけると、好きなのはわたしだけじゃないんだと思って、とっても嬉しかった。だから、わたしと同じように誰かが検索して、見つけてくれるんじゃないかって思ってる。楽しい内容でもないし、どちらかと言えば暗いことばっかり書いてるけど、まあ人が考えていることなんて読む機会ないし、明るい文章しかこの世にないのもつまらないしね。これを読んでくれたあなたが幸せでいられることを願っています。ほんとうだよ。

 

 

ハートはかわいい気持ちのときに使うものだよ

この夏のこと

 

完全な社会人になってから、はじめての夏だった。

夏休みのない8月。別にそこまで苦しくなかったが、Instagramをみれば同い年の友人らが夏を満喫していたので、ちょっとだけ羨ましかった。

社会人といっても、規則的に働くような仕事ではないので、割と長めに夏休みをとらせて頂いた。

 

夏休み前日は、前の職場で一緒だった留学生の友達が帰国するので、前の職場の送別会に図々しくも参加した。辞めてから少ししか経ってないのに、もういろんなことが変わってしまったような気がして少し寂しかった。もうここに居場所はないって思った。そういう生き方と考え方なのだ。留学生の友達は、たくさんハグをして帰っていった。わたしも日本に生まれてなかったら、こんなに卑屈じゃなかったかもって思ったけど、どこで生まれても一緒だよなとすぐに考えを改めた。朝の山手線は、人がたくさんいてわたしだけが世界に馴染めてないような気がしたけど、朝日が眩しかったのですぐにどうでも良くなった。

 

帰って少し仮眠をして、京都に住んでる友だちと遊んだ。

タフだと思う。六本木で焼肉。おいしい。

いろんなことを話して、友達をライブの会場まで送って行って、近くの商業施設の屋上でママと電話をした。流石に夕方になったら眠かった。商業施設に入っていた大好きな丸善で、展開されていた高瀬隼子の『犬のかたちをしているもの』と藤崎沙織の『ざくろちゃん、はじめまして』を買った。本にお金を使うことは、気分がいい。帰ってきて、買った本を読んで寝た。

 

起きて、急いでパッキングして東京駅に。

Twitterで東京駅が帰省ラッシュで大混雑という投稿をみてたので、ドキドキしながら向かったが全然大丈夫だった。バスの時間がギリギリで大急ぎでコンビニで飲み物を買ったけど、買ったものを置いてきてしまうという激ヤバ行動をかましてしまった。こういうことを人に言うと、馬鹿にされがちで、そんなこと自分が1番わかってるよと落ち込むのでなかったことにした。地元に帰ってきて、家族に1番最初に会う瞬間が1番幸せかもしれない。ここが夏休みのハイライト。

 

実家に帰省して1日目は、母とハワイアンズに。母はわたしがハワイアンズに行きたがってたことを知っていてくれて、連れてってくれた。こういう優しさが泣ける。なんでハワイアンズなのかと思うかもしれないが、ハワイアンズは楽しい思い出がたくさんある場所なので、よく思い出してはまた行きたいと数年前からぼやいていたのだ。数年ぶりのハワイアンズは、子供がたくさんいて、また場違いだと思った。21さいと53さいの女二人組は1組も見かけなかった。小さい子どもをみると最近は、できるだけ辛い思いをしないで幸せに生きてねって思う。夜は課金して、ショーをみた。すごく良かった。色々考え深かった。わたしは人が前向きになったり、楽しい気持ちになるようなことがすごく好きだと思った。帰りも母の運転で帰った。といっても、わたしは運転免許を持っていない。運転してあげたいなって思う。

 

次の日は、昼に起きてギターを弾いた。田中ヤコブにハマってる。やさしい。

夕方から仕事のリモート会議に出て、そのあとは地元の友だちとサイゼリアに行ってそのあとにカラオケに行った。帰りに弟が駅まで、迎えにきてくれて、またわたしは自分だけ遅れているような感じる。いつも、周りと自分を比べてため息をついてばっかりなんだと思う。卑屈日記。

 

それからは、外に出れなくなってしまった。

嘘だと思うかもれないけど、ほんとに外に出られらくなって、家でギターを弾いて犬を触っていたら、もう東京に戻らないといけない日になっていた。父が東京まで車で送っていくと言い出したが、近いわけでもないし、何気に高速バスに乗ることが好きだから、断った。小言を言われた。さようなら。生まれ育ったまち。

 

バスの隣が男の人だった。音楽を聴いてたらあっという間に、東京に着いてた。浅草が見えたら、すぐに東京駅。東京駅の立ち食い蕎麦屋さんで、冷たい蕎麦を食べる。立ち食い蕎麦に行くたびに、崎山蒼志さんが立ち食い蕎麦屋に行くと大人になったと感じるということを話していたのを思い出す。

 

ぼーっとしてたら全てが終わってしまった。

田中ヤコブのTHE FOGを永遠に聴いていた夏だった。

 

何かあるたびにこの曲の一節を思い出す。

 

とどのつまりずっと

バカにされながら

生きていくしかないんだから

 

心の底からそうおもう。

 

 

優しさだけは忘れないでおくれ

最近のマブイスケは、心が不安定なことが多くて、好きな人ともうまくいかないし、職場でもうまくやれなくて泣いてばっかりです。終電間近の電車の中は、お酒の匂いがするよね。お酒を飲んでも酔っ払ったことがなくて、おいしくもないから、電車で酔っ払ってる人をみて、なんだか羨ましく感じて僻んでしまった。でも、お酒を飲む場で酔ったフリをして、普段は押さえてるヤバを出しても許される感じは好き。

 

布団に入って音楽を聴きながら、友だちのツイートをみたり日記を書いたりすることが堪らなく好きで、この瞬間を少しでも感じていたくて、寝る時間を削ってる。じぶんって心底馬鹿なんだと思う。

 

今日考えてたことは、みんながみんなに優しければこの世界はもっと平和なんじゃないかってこと。少なくとも職場は平和になる気がする。わたしは、なるべくにっこりで優しく接してるつもりだけど、それが返ってくるわけじゃない。ここ数年で学んだことは、自分のことを理解してくれている人は本当に一握りで、大概の人には私の感情や気持ちはなにも伝わってないということ。楽しいとか好きだって思ってる感情が態度や表情に出てないぽい。コミュニケーションってむずかしいな~

 

こんな毎日だけど、最近の癒しは、職場のロビーにある海外から来た魚たちが泳いでるわりと大きめの水槽を眺めること。水草の間で休んでる魚を見つけるとうれしいし、タニシは意外と移動のスピードが早い。魚たちはわたしのことを嫌っても好いてもくれないから好き。音楽も私がどんな人間であろうが、やさしい気持ちをくれるので、ありがたい。わたしも魚や音楽みたいな人間になりたいな。

 

いい1日になりますように。