キミはうたとひとつ

銀杏BOYZのツアーに行ってきた。

元々チケットをとっていなくて、行ける予定ではなかったが、友人がチケットを譲ってくれて行けることなった。

 

セットリストについて言及しているので注意してね。

 

 

 

 

 

 

 

全体通して素晴らしくてずっと泣いてしまった。『NO FUTUER NO CRY』は、チンくんのギターソロがほんとに好きであそこを聴くたびに、なんとも言えない興奮と高揚があって、学生時代からずっと聴いていた曲だったので、すごく楽しかった。久しぶりにオリジナルのテンポで聴いた気がする。あと、聴けて嬉しかったのは『ナイトライダー』人生ではじめて銀杏BOYZを観に行った日に、リハーサルの音漏れで聴いてめちゃくちゃいい曲だということに気づいて、そこから大好きになりはじめて行った武道館を思い出す大切な曲になった。学校に行きたくない夜、ベットで横になりながら聴いたりしていたことを思い出した。想う人はいなかったけど、曲のコード進行、メロディ共にとても好きな曲だった。歌詞もなんていえばいいのか、わからないけどきゅんとする。

 

峯田さんがMCでCDが好きな理由を話していて、自分が持っているCDは僕だけのものと言っていたのが、印象に残っている。私も17歳までサブスクに加入させてもらえなかったので、数少ないお小遣いでCDを買って聴いていた。お父さんから譲ってもらったコンポで聴く、銀杏BOYZは、それはもう特別で峯田さんがそこで歌ってくれているような音の立体感が気持ちよかった。LPやCDをサブスクに加入するようになった今でも、ずっと買い集めている。

峯田さんが言っていたように、CDやDVDは自分だけの銀杏BOYZだしそこに誰かが入り込む隙間なんてなくて、ぴったりくっついているから銀杏BOYZはもう自分でもあると思ってる(気持ち悪くてごめんなさい)

辛いことがあっても、自分の部屋の買い集めたCDやDVD、本たちは自分の味方であって、いつもそばにいてくれる存在で、励ましてくれるもので、肯定してくれて、応援してくれて、私をひとりに絶対にしなくて、私が死ぬまで瞬間まで、ずっとすべてでいてくれる。

 

高円寺のパル商店街と純情商店街を歩いたり、中野サンロードで飲めないくせに80円マックのコーヒーをしたり、PARCOにわけもなくいってベアブリックを買って並べたり、ひとりで恥ずかしいまねっこばっかりしてたけど、そこから新しい世界をたくさん知って、いろんな作品に触れるようになって、自分の世界がどんどん広がって自分の救いが増えた。

 

世界中の人に嫌われようが非難されようが、どうしようもなく音楽や本、映画が好きで、その気持ちだけがあれば生きていけるっておもう。誰にも理解されなくても。それでいいって今は思ってる。こうやって人が歌うことに感動したり、泣いたりそういう気持ちをずっと持っていたいな。

 

これからもツアーの日程がたくさん組まれているので、行く予定のある方はもうめちゃくちゃに楽しんでほしいし、銀杏BOYZのライブに行ったことがない人も今回は弾き語りで峯田さんの歌声と素晴らしい楽曲をしっくり・じっくり楽しめるようなスタイルなので、激しそうで怖いみたいな印象を持っている方はぜひ足を運んでみてほしいです。ライブの感想じゃなくて思ったことになってしまってすみません!

 

あー幸せでしたー!

誘ってくれた友人にもありがとう

ずっと大好きです